食肉卸業者 株式会社福永産業 » 社屋・工場案内
素材の価値を損なわず、鮮度の高い商品を新鮮なまま市場に提供する。この当たり前のことを当たりまえに実行するため、私たち福永産業は最先端のテクノロジーを積極的に導入。よりレベルの高い衛生や安全性の確保、作業の高度化を図っています。
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面積約130平方メートル、零下40℃設定を維持するための大型冷蔵庫のほか、計約800平方メートルに及ぶ5室の冷蔵庫を設置し、大型牛枝肉保管冷蔵庫も完備。 枝肉牛はもちろん全段階で計量後殺菌し、その後外気に触れることなく大型牛枝肉保管冷蔵庫に搬入されます。 |
![]() ドックシェルター(全18基) |
![]() プラットフォーム |
ドックシェルターの特徴は外気を完全に遮断できる点です。これにより衛生的な出荷体制を実現。又プラットホーム内は作業時の庫内温度を5℃以下に設定するためのクーラー10台を完備。オール抗菌パネルを使用した側面やノンスリップ、防塵処理の床面も特徴です。 |
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電解水とは食塩水の電気分解によって生成される、洗浄効果のあるアルカリ水、除菌効果のある酸性水のことです。工場内の床・まな板等に付着した牛脂、油分 を50℃に加熱したpH11.3以上の強アルカリ水で溶かし、pH2.7以下の強酸性水で生き残った菌の除菌及び消臭をします。 |
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オゾン発生装置で生成されるオゾンガスは浮遊菌の死滅、悪臭の元の分解など、殺菌力・脱臭力に優れています。また酸素原子によって生成されているので、殺菌・脱臭後は酸素に戻り、残留性はありません。保管庫・カット室・通路等、深夜にオゾンガスを噴霧する事で、より万全な衛生管理を行っています。 |
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空調を超低速にすることで室内の作業者への体感温度の低下を防ぐために用いられるダクトシステムです。まな板上は10℃に保たれながら、作業者は15℃の 体感温度のもと作業を行うことが出来るため、商品の品質を保ちながら作業者の冷えによる能力低下を防ぐことで品質の向上を目指します。 |
![]() エアシャワー室 |
![]() 製品冷蔵庫 |
![]() 国産ビーフ処理室 |
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国産ビーフ処理室内では、枝肉の解体・脱骨・お客様のオーダーに合わせた整形を行っています。 まな板上を常に10℃を保ち、熟練された担当技術者によって素早く整形をすることで製品の品質を保っております。 作業台はステンレス製のものを使用しています。 |
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ステンレス製の真空包装機を採用することで、衛生環境を向上させています。 また、ワンタッチ操作が可能となり、素早い真空包装をすることが出来るようになったことで製品の鮮度をより高めています。 |
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弊社が採用しているステンレス製シュリンカーは、従来のものより低温でムラなくシュリンクをすることが出来ます。 これにより、ドリップの発生を抑制し、肉の旨みを閉じ込めることが可能となっております。
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徹底した品質管理の一環として、真空包装をした製品を金属探知機でチェックしております。 |
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計量後、迅速にラベルを貼付していきます。 製品の履歴を管理するため、トレーサビリティ対応の計量機を使用しています。 |
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※弊社の国産ビーフ処理ラインは、オールステンレス化を実現しています。
安全・安心な福永ブランド牛を提供しております。
部分肉処理室に隣接する加工室では、月間約40頭分の付加価値商品の開発および二次加工やアウトパックなどを行い消費者ニーズにお応えしています。
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加工室内の設備として、 |
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ステーキ・焼肉・しゃぶしゃぶ・すき焼き用や調理加工品など、幅広くお客様のご要望に合わせた商品の製造を行っております。 |
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ステンレス製でいつも清潔に保たれている包丁殺菌庫です。 強い殺菌力のある紫外線の波長を用いた機器で、殺菌の付着しやすい包丁の柄の部分もしっかり殺菌しております。 衛生管理にも細心の注意を払っております。 |
国産ビーフ処理室の床、まな板、サンテナーなど器具・備品の洗浄、除菌、牛脂や油分の分解、洗浄には電解水装置で生成した強アルカリ水、強酸性水を利用。酸、アルカリは約10分程で水に戻る性質があって、環境に優しく安全性の高い衛生管理を実現しています。
午前1:00より午前5:00までは、オゾン発生装置が稼動し、枝肉保管庫、カット室、スライス工場から製品庫、通路、トイレにいたるまで、オゾンを自動噴霧するなど、食品企業の生命線である衛生管理にノンケミカルで環境にやさしいサニタリーを実践しています。
また、約200トンの収容能力を持つ製品冷蔵庫内や得意先別の出庫作業を行うプラットホームには、太陽光と同じ明るさの省エネ高輝度ランプを採用。増大する取扱量、煩雑な出庫作業に迅速、確実に対応しています。
しかしながら、HACCPレベルの工場水準を目指す私たちにとって、新しいテクノロジーの追求やシステムの革新に終わりはありません。なぜなら、安全・安心にゴールはないからです。
もっと安全に、さらに安心を。そんな使命感をあえて自らに課し、私たち福永産業はこれからも消費者の求める安全・安心を食肉産業の現場から創造してまいります。
原料の入荷から製造・出荷までの全ての工程に対して危害分析(HA)を行い、その危害を防止するための重要管理点(CCP)を特定し、継続的に監視することで安全性を確保する管理手法です。