設備の革新
安心・安全を最先端のテクノロジーで実現
素材の価値を損なわず、鮮度の高い商品を新鮮なまま市場に提供する。
この当たり前のことを当たり前に実行するため、
私たち福永産業は最先端のテクノロジーを積極的に導入。
よりレベルの高い衛生や安全性の確保、作業の高度化を図っています。
1大型牛枝肉保管冷蔵庫
面積約130平方メートル、零下40℃設定を維持するための大型冷蔵庫のほか、計約800平方メートルに及ぶ5室の冷蔵庫を設置し、大型牛枝肉保管冷蔵庫も完備。
枝肉はもちろん全段階で計量後殺菌し、その後外気に触れることなく大型牛枝肉保管冷蔵庫に搬入されます。
2ドックシェルター
3プラットフォーム
ドックシェルターの特徴は外気を完全に遮断できる点です。これにより衛生的な出荷体制を実現。
又プラットホーム内は作業時の庫内温度を5℃以下に設定するためのクーラー10台を完備。
オール抗菌パネルを使用した側面やノンスリップ、防塵処理の床面も特徴です。
4電解水生成装置
電解水とは食塩水の電気分解によって生成される、洗浄効果のあるアルカリ水、除菌効果のある酸性水のことです。
工場内の床・まな板等に付着した牛脂、油分を50℃に加熱したpH11.3以上の強アルカリ水で溶かし、pH2.7以下の強酸性水で生き残った菌の除菌及び消臭をします。
5空気循環式紫外線清浄機
空気中に浮遊する菌に直接照射し、空気の対流によって徐々に室内を清浄化します。ファンにより強制的に空気を取り込んで除菌する、安全な空気循環式紫外線清浄機です。
6ソックダクト集中冷房
空調を超低速にすることで室内の作業者への体感温度の低下を防ぐために用いられるダクトシステムです。
まな板上は10℃に保たれながら、作業者は15℃の 体感温度のもと作業を行うことが出来るため、商品の品質を保ちながら作業者の冷えによる能力低下を防ぐことで品質の向上を目指します。
7エアシャワー室
8製品冷蔵庫
第一加工室
-衛生的な作業環境・
終わることのない安全性の追求-
オールステンレス化の実現
弊社の国産ビーフ処理ラインは、オールステンレス化を実現し、安全・安心な福永ブランド牛を提供しております。
3層フィルターでろ過したクリーンな外気を室内に取り込み、同時に室内の湿気を室外に強制排出する上部換気方式を採用。
室温10℃設定、低温低湿度保持で一般生菌数を制御した衛生的な作業環境です。
9第一加工室 脱骨に伴うカットライン
国産ビーフ処理室内では、枝肉の解体・脱骨・お客様のオーダーに合わせた整形を行っています。
まな板上を常に10℃を保ち、熟練された担当技術者によって素早く整形をすることで製品の品質を保っております。
作業台はステンレス製のものを使用しています。
10真空包装機
ステンレス製の真空包装機を採用することで、衛生環境を向上させています。
また、ワンタッチ操作が可能となり、素早い真空包装をすることが出来るようになったことで製品の鮮度をより高めています。
11タンクシュリンカー
弊社が採用しているステンレス製シュリンカーは、従来のものより低温でムラなくシュリンクをすることが出来ます。
これにより、ドリップの発生を抑制し、肉の旨みを閉じ込めることが可能となっております。
12金属探知機
徹底した品質管理の一環として、真空包装をした製品を金属探知機でチェックしております。
13ラベルプリンタ(計量器)
計量後、迅速にラベルを貼付していきます。
製品の履歴を管理するため、トレーサビリティ対応の計量機を使用しています。
第二加工室
-お客様にご満足いただくために、
繊細な作業は人の手で-
高クオリティで幅広いカット加工の実現
部分肉処理室に隣接する加工室では、
月間約40頭分の付加価値商品の開発および二次加工やアウトパックなどを行い消費者ニーズにお応えしています。
14第二加工室(スライス加工)
加工室内の設備として、スライス工場に、ミートスライサー2台・自動計量包装値付機2台・包丁殺菌庫1台、カット室に、真空包装機・タンクシュリンカー・計量機・ラベルプリンタ各1台を有しております。
ステーキ・焼肉・しゃぶしゃぶ・すき焼き用や調理加工品など、幅広くお客様のご要望に合わせた商品の製造を行っております。
15包丁殺菌庫
ステンレス製でいつも清潔に保たれている包丁殺菌庫です。
強い殺菌力のある紫外線の波長を用いた機器で、殺菌の付着しやすい包丁の柄の部分もしっかり殺菌しております。
Processing flow 加工の流れ
「鹿児島黒牛」をお客様の食卓へとお届けするまでに、
徹底された品質管理のもと、一つ一つの作業を丁寧に感謝を込めて行なっております。
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解体検査を経て、
鹿児島から枝肉が入荷「鹿児島黒牛」の枝肉は、肉の張りが特に良いのが特徴です!
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厳選された肉質とかぶりが
厚いのが鹿児島黒牛の特徴「鹿児島黒牛」の肉質はきめが細かく柔らかくて甘みがあります。また、かぶりが厚いのがさくら牛の特徴の一つです。
特定農場の方々と一緒に、高品質な「牛肉」になるよう、日々頑張ってます。 -
国産ビーフ処理室での
脱骨・整形を行います手前で処理しているのがロースです。
皮下脂肪が少ないのも「鹿児島黒牛」の大きな特徴です! -
柔らかくジューシーな
霜降りのサーロインやわらかく、ジューシーな霜降りが多いステーキ用の肉として食されることの多い部位です。ステーキはもちろん、しゃぶしゃぶ、すき焼きにもオススメです。
※サーロインは、唯一「サー」の称号を与えられた部位です。 -
噛むほど旨みが溢れだす
味わい深い外モモロース以外のウデ・モモにも霜降り(サシ)が入っており、写真を見てもおわかりのように、モモまでサシが抜けているのも「鹿児島黒牛」の特徴です!
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真空袋に入れます
肉は鮮度!素早く丁寧に真空袋へ!
品質管理も徹底しています。 -
真空包装機に移動します
牛肉の鮮度をより高く保つために、真空包装が完了するまで、部分肉の移動はベルトコンベアーで素早く行います。
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真空包装をします
いつも徹底した衛生管理を行っている包装室で、部分肉を真空包装!
大きな製品でも高真空を確実に行える最新機器を導入するなど、鮮度を高く保つための設備を充実させておりますので、商品の鮮度には自信があります。 -
金属探知を行います
念には念を入れて、金属片が混入していないか金属探知機でチェックしております。
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計量をします
計量をした後、ラベルプリンタ でラベルを出力して貼ります。
製品属性を表す情報が品質の裏づけ!
電子データを活用することで正確な管理を実現し、安心・安全な牛肉を提供しています。 -
いよいよ出荷です
「鹿児島黒牛」は、たくさんのお客様から御好評をいただいており、「鹿児島黒牛を送ってほしい!」との御注文を多数頂戴しております。
Standard JFS-B規格を取得しております
お客様が安心して食べられるお肉をお届けするために。
JFS-B規格は、日本で開発された食品安全規格です。
マネジメントシステム(FSM)、ハザード制御(HACCP)、適正製造規範(Good Manufacturing Practice:以下、「GMP」)の3つの要求事項の層で構成されています。
福永産業では経営理念のひとつとして「安心・安全を最先端のテクノロジーで実現」を掲げております。
この経営理念に基づきJFS-B規格を取得することが出来ました。
これからも歩みを止めることなく、終わりのない安心安全の追求を目指してまいります。